石蔵サロン

21世紀になり、在宅介護センターに相談があった。
お母さんの世話をするようになり、デイサービスに来た。
死後感謝の気持ちで、自宅と土地の寄付がありました。
その後、YMCA福祉会
石蔵サロン物語1

宇都宮市の鬼怒川左岸の宿場町 道場宿の一角に農家があった。21世紀になると住人は高齢になられ、在宅介護センターに相談に来られた。
その後、YMCA福祉会のデイサービスの利用者になり、やがて天に召された。
家の相続人は、「地域福祉のために役立てて欲しい」という、感謝の気持ちも込めて家屋・土地をそっくりYMCA福祉会に寄付して頂きました。
YMCA福祉会は、ここを整備し地域の高齢者福祉施設としてわいわい道場宿を開設しました。

わいわい道場宿は、民家の1階をリノベーションして、予防介護の「生きがい対応型デイサービスセンター」となりました。
民家の隣には大谷石造りの農業用の倉庫がありました。もとは大谷石造りの2階建の蔵でしたが、下屋を伸ばして農業機械を収納するスペースを増築してありました。

 そんな農業機械などが置かれたまま、空き家として老朽化していくままの農業倉庫でした。
しかし、宇都宮東クラブのメンバーの中に、宇都宮市内でも貴重になりつつある大谷石造りの石蔵を、このまま活用せずに朽ち果てるままでいいのかという思いが湧きあがり、本格的なリノベーションを行いカフェとして再生しようと決断しました。

2011年(平成23年)9月石蔵改修開始
 水回りなど、専門業者でなければ出来ない部分を除き、宇都宮東クラブ員が手に鋸や金槌を持ち、木工事を行いました。
 そして、助っ人としてYMCA福祉会が宇都宮市より受託した、仕事や通学をしていない若者らの社会参加を支援する「とちぎユースカレッジ」の受講生の参加を迎え、土壁の塗り替えを行いました。
 そして、カフェのテーブル・イスなどの什器類は、会員の岡田さんの会社より中古品を提供して頂きました。
 
  

 

2012年(平成24年)9月石蔵サロンオープン

 多くの人たちの協力を得て、石蔵サロンは完成しました。喫茶店しても営業出来るように厨房機器などの衛生設備も整備して、宇都宮保健所の営業許可も取得して、カフェとして正式にオープンすることになりました。
 宇都宮市との「協働事業提案事業」として、「新しい地域の居場所」として、子ども達からお年寄りまで、より広い世代の宇都宮市民にもご利用頂けることになりました。



石蔵サロン地図 

   石蔵サロン 栃木県宇都宮市道場宿町1131


 2.コミ助カフェ~若者の社会参画の場所として~ →