石蔵サロン物語4
認知症の人と家族の会~オレンジサロン 石蔵カフェとして~
カフェが営業出来るように整備した石蔵サロンですが、東宇都宮クラブが単独で運営できるほどマンパワーはないので、カフェの運営のためのパートナーを探していました。
そんなとき、当クラブの金澤さんが、京都に本部がある公益社団法人 認知症の人と家族の会の栃木県支部長を務めており、認知症の人の居場所として、オレンジカフェというものがあり、認知症の人の社会参画や、家族の集まる場所として、カフェをやりたいとの申し出がありました。
私たちも、オレンジカフェは公益性があり、福祉にも役立つ施設なので諸手を挙げて賛同し、カフェの開業に力を貸し、場所を提供することにしました。
オレンジサロンは若年性認知症(※)の人と家族の居場所づくりのための場所とするのを目的とし、認知症の人と家族の会栃木県支部でカフェを運営することになり、認知症患者が主役となり、マスター役 ウェイター役を務めています。そして、調理は家族の方や、多くのボランティアに支えられています。
※若年性認知症 ― 認知症のうち64歳以下の人が発症するものをいう。男性の患者が多い。
メニューはランチが、1コインの500円
コーヒーがホットとアイスがそれぞれ100円
紅茶・ウーロン茶も同じく100円 緑茶は無料
ケーキが200円
すべてがコミュニティ価格で非常にリーズナブル!
おかげさまでサロンの営業日には、地域の人々や遠方から来てくださる方で大賑わい。
ランチは予約完売という状態が続いています。
石蔵サロン 栃木県宇都宮市道場宿町1131
5.水琴窟のある化粧室 →